火星の月の下で

日記がわり。

ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番〜ハイフェッツ

ポン橋に出たついでに、ブルッフのヴァイオリン協奏曲のCDを買って帰る。ハイフェッツ最初の録音版。
収録曲は、1番ト短調op26、2番ニ短調op44、それにスコットランド幻想曲op46の3曲。
音楽レコードは、LP、EPでそれこそ5桁以上所有しているが、プレイヤーがもうないので、ほとんど粗大ゴミ状態で倉庫に入っている。
ところが、CDになってから、というもの、アニメ曲や特ソンを買うことはあっても、クラシックを買うことはほとんどなくなってしまったため、所有しているCDは20枚あるかないか、である。あ、オペラとかの組者が若干あるから、それを1枚1枚カウントしたら、40枚近くにはなるかな。
ブルッフの1番は、たぶんブルッフの全作品中、もっとも有名な作品だと思うが、これは大昔、誰の演奏だったか忘れたがLPレコードで所有していたはずで、たぶんベートーベンかブラームスあたりとのカップリングだったと思う。倉庫なんでもう確認する気も起きないけど。
2番やスコットランド幻想曲も曲自体は知っていたが、幼い頃はそれほど好き、という曲ではなかった。
ところが最近、コール・ニドライとか、FM局でこの1番を聞いて、今年の春頃からむしょうに聞いてみたくなっていたのだ。
ハイフェッツの素晴らしい名演、ということもあって、すこぶる良かった。子供の頃には、この旋律線があまり心に響かなかったのだが、今の年になって聞くと、すこぶるいい。・・・普通は逆なのかもしれないけど。(^_^;
十代の頃、好きなヴァイオリン協奏曲といえば、ブラームスと、モーツァルトの、3、4、5番だった。
もちろん今でも好きだけど、それ以外の好みの感覚が変わってきたように思う。
ヴァイオリン協奏曲で脳がしびれるくらい衝撃を受けたのがシベリウスで、今にいたるも、個人的にはベスト1。
子供の頃、いいなぁ、と思っていたベートーベンやメン・チャイ*1なんかがふっとぶ衝撃で、それ以来、3大ヴァイオリン協奏曲とか、4大*2とかいうコトバに惑わされることなく聞いていくようになった。まぁ、モーツァルトは別格で、それ以前から陶酔はしていたけどね。
今自分の好みでベストをつけると、こんな感じ。

1.シベリウスニ短調
2.ブラームスニ長調
3.モーツァルト・第5番イ長調
4.ブルッフ・第1番ト短調

ここいらが現時点のベスト4ってところである。
順番としてはつけにくいけど、モーツァルトの3番ト長調(第2楽章が絶品)、サンサーンスの3番ロ短調、序奏とロンドカプリチオーソ、ヴュータンの4番、5番、ヴィエニャフスキーの2番ニ短調、ラロ、プロコフィエフなんてあたりも、少なくとも少年時代に聞いたときよりははるかに好きになっている。
まぁ、十代の頃は、管弦楽作品よりも、6重奏以下の室内楽の方が好きだったから、っていうのもあるけど。それと木管かな。子供の頃は、弦楽四重奏、五重奏に加えて、木管が弦に絡む室内楽、フルート四重奏とかオーボエ四重奏、クラリネット五重奏、みたいな方が好きだったから。
ここは音楽ブログではないけど、余裕があれば、演奏家についてもいろいろと書いていきたいもんですなぁ。
つうことで、書き足しができるかどうかわからんけど音楽、というカテゴリーを作っておきます。
まぁ、そんなわけで、アニメブログの更新はヴァイオリン協奏曲やら、うたわれラジやらを聞きながらやっております。(^_^)

*1:メンデルスゾーンチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ロマン派の協奏曲ということ以外、別段共通点がそれほどあるわけでもないんだけど、LP時代、なぜかこのカップリングで出されることが多かったので、まとめてこう呼ばれることが多かった。どっちも名曲である。

*2:3番目と4番目をどれにするか、っていうので選ぶ人の個人差があったけど、だいたい昔は、ベートーベン、ブラームスメンデルスゾーンチャイコフスキーの4曲を4大ヴァイオリン協奏曲と言っていた。