火星の月の下で

日記がわり。

奈良市・腐敗の道

知り合いに聞いたところ、今は商業遊園地としては閉園してしまっている、名勝・あやめ池の下池を道路建設のため埋め立てる計画が出ているらしい。
主催は奈良市
近鉄菖蒲池駅北側の道路が狭いので、そこを池よりに拡充するプランで、完成の暁には近鉄に安く払い下げるとか。
あやめ池遊園地自体はすでに商業遊園地としては閉園し、現在東大阪市にある「近畿大学付属小学校」の移転が決まっているようだが、それと関係があるのかどうかは不明。
しかし、1000年以上も歴史のある池を道路事情であっさり埋め立てて、しかもそれを民間への払い下げを前提にしている、とはあきれてしまいますのぉ。
今年に入っての、奈良市の恥ずかしい行政、さらにもう一件追加、という感じ。
いろいろあったけど、今年に関しては、
・5年9ヶ月で8日しか出勤しなかったのに、満額給与を受け取っていた市役所環境清美部職員の一件と、
ユネスコに連絡せずに、世界遺産平城京跡地で1300年祭を計画していた、
この2件が奈良市の恥だと思っていたが、この埋め立て問題もそれに次ぐ恥部・汚点である。
奈良市はこんなにも腐敗しているのか・・・。
これが黒字財政で金がウハウハあまりまくってて、地方交付税なんかももういらんくらいに使い道に困ってる、っていうんならまだしも(もちろんそれであっても許せないが)地方都市のご多分にもれず、奈良市の財政状況も逼迫している中でのこの計画。なんかもう嫌になってくるね。
終の棲家として、この土地で晩年の一生を終えるつもりだったけど、ちょっと考えなおそうかと思ってるところ。まぁ、地方都市なんてどこいっても大差ないようには思うけどね。