火星の月の下で

日記がわり。

犬猫の方が子供より多い国・ニッポン

英字紙のある記事によると、少子化の進む日本では、犬猫の数の方が子供の数より多いらしい。
犬猫が2300万強、15歳以下の子供の数が約1746万人、ということらしい。
少子化がどうこうっていうより、こんなに犬猫がいるのか、っていう方が強いね。
つまり、個人で、あるいは1家庭で飼育している頭数もかなり多い、ってことでんな。
うちも猫は1匹だけいるが、ペットの総数だと3桁手前までは行くし(9割以上が爬虫類だけど)餌動物入れると4桁は軽くこえてる。
まぁ、ここでは犬猫だけど、飼ってると1匹じゃすまなくてもっとほしくなる、っいう感覚や、増やしてみて子犬なり子猫なりの可愛いさにメロメロになる、っていうのもよくわかる。
少子化の代替機能、っていう面はなくもないとは思うけど、このことが少子化に拍車をかけてるとか、子供のいない家庭の慰めになってる、っなんていう分析は出てこないでほしいなぁ。
ちょっと思い出すのが、DOS時代の名作ゲーム、ガイナックスの『プリンセスメーカー』がヒットしたときに、当時のヲタクライターさんやそっち系の漫画家さんに「子育てゲームをすることで、子供の代替になっているのか?」みたいな質問がきていたらしいことで*1、そのものの本質の面白さを見ずに、外部の世界の人間にわかりやすく作り変えてしまうメディアの不快さを当時感じたものだった。
犬猫が可愛いから、飼育が楽しいから飼うのであって、少子化とかとは関係ない!・・・と言いたいんだけどね、でもまぁ、ゲームと違って犬猫なら代替物としている人もいるかな。

好きなことばがあるので、それでしめておく。
「ペットを買う、ということは、その動物の糞尿の世話をすること、そして死体の処分をすることである。」・・・なんかのペット雑誌に載ってたコトバ。もう30年以上前だと思うけど、いまだにときどき思い出すことばである。

*1:曖昧な記憶だけど、毎日新聞寺島令子さんに、だったように記憶している。