火星の月の下で

日記がわり。

ひふみん節、絶好調

囲碁将棋チャンネルの「将棋丸ごと90分」に、加藤一二三九段が登場、もう舌好調。(爆)
あの年で、なんであんなにしゃべるんだ、と思えるくらい、こわれたテープレコーダー状態。
いつもは口の重い棋士たち相手にどうやって話を進めていこうかと、苦労の後が伺える司会の山田さんだが、今回だけは、どう話が横道にそれないかで精一杯。
しかもやっかいなことに、そこそこ将棋史や棋士の情報を持っていると、面白いことこの上ないだけに困ってしまう。
録画しとかなかったのがかえすがえすも悔やまれるけど、今週中にあと2回再放送があるはずだからそのときにしっかり記録しておきませう。
いつもの自戦・解説に移っても、とまりません、ひふみん。
若手・・・というにはもうかなりの年齢にはなってますが、ひふみんから見ればかなり若手になるはずの、佐藤秀司六段との対戦譜。
案の定「過去2回戦ってますが、2連敗です」と悪びれず、あの早口でカタカタしゃべってました。
しかしその途中、千敗の話題になるや、「私は勝つときは名局が多いんですが、負けるときは、たいてい逆転負けです」と堂々と言ってました。「勝つときは名局」って、これ並みの棋士が言ったら嫌味以外のなにものでもないのですが、ひふみんが言うと「ああ、言いよったぁ」て感じで、思わず顔がニヤけてしまうのがなんともかんとも。
続いて「逆転負けは、そうですねぇ、控えめに見ても200局はあります」・・・山田さん、つっこめず「そうですか」と苦笑いするばかり。
ちょっと仕事があったので、最後まで見てられんかったけど、明日の夕刻のヤツはしっかり録画しておこう。(笑)
しゃべらせると面白い棋士、っていうのはいろいろいて、ノーマルな話術として面白い、というと、なんといっても神吉大王、それに先崎、米長、福崎、ってあたりだが、その人のキャラクターで面白い、っていう点では、窪田6段と、ひふみんが2強だと思う。
まるごと90分が、まるごとひふみんになってしまってたようなので、久しぶりにおお笑いの「まるごと90分」でありました。