火星の月の下で

日記がわり。

◎少女マンガ原作のアニメの絵が良くなってきた

一昔、じゃなくて、ふたむかしくらい前かな。その頃は絵がきれいなアニメというと、だいたいSFか教養系で、少女マンガ原作アニメというと、シャドウがなくて立体感に乏しく、絵柄の薄い作品が多かったような気がするんだが、この1〜2年、白泉社系のアニメに代表されるように、絵柄がきれいな作品が増えてきたように思う。特に現行の『Guilty』『スキップ・ビート』ってあたりはすこぶるいいね。20年前ならOVAのレベルだと思う。
作画水準としては、それほどでなくても、白泉社系以外の、たとえば『伯爵と妖精』なんかすこぶる好みの絵柄なんで、ここ数年、少女マンガ原作(もしくは少女小説原作)が楽しくって仕方がない。
しかし白泉社集英社から独立して(もっと正確に言うと、マーガレットから独立して)からもう30年くらいになるのか。
当時、移籍の渦中にいた人間としては、なんかついこの間みたいな感覚だ。
花とゆめ』創刊号に表紙を描いてたこやのかずこさんなんか、今どうしてんだろ。こやのさんというと『別マ』での活躍の印象の方が強かったんだが・・・。