火星の月の下で

日記がわり。

▽中絶の減少とセックスレス

中絶が減った ― 過去最低の21万2665件・・・という記事を読ませてもらって「一般論だけど中絶はいかんよなぁ、いろんな事情はあるだろうけど、減っているんならけっこうなことだ」・・・と軽い感じで見ていたら、

人工妊娠中絶実施件数が減少する背景には何が考えられるのでしょうか。
(中略)
2.中絶は妊娠、妊娠は性交の結果として起こるわけですから、中絶実施件数が減少したということは、(1)仮に性交が行われていたとしても環境などの影響からか妊娠率が低い。(2)避妊実行率が高まるとともに確実な避妊法を選択するようになった、(3)性交頻度が少ない。そのために妊娠する可能性が低い、などが考えられます。
特に(2)については、避妊教育の充実、的確な避妊情報の提供によって国民の避妊に対する意識が変化したのか。

理由として、5つの仮説が立ててあって、そのうち、作者さんによって一番可能性が高そう、と考えられているのがこの2つめ。
特にその中の、(3)性交頻度が少ない。
これには、ちょっと考えさせられてしまうものがあった。
セックスレス少子化の関係はよく言われるけど、妊娠中絶にも影響を及ぼしている、ということなんだろうか。
たしかに言われてみるともっともだし、あたりまえの帰結なんだろうけど、そういった方向では考えてなかったので、はたと膝をうった次第。
そういう観点で考えると、少子化という副産物もあるけど、セックスレスというのは良いことなんだろうなぁ・・・。
実際、性交って衝動だしなぁ、ひどく疲れるし。