火星の月の下で

日記がわり。

○ザ・ムッシュの思い出〜「泣き虫ロポポ」を聞きながら

ようつべに、にザ・ムッシュの曲がいくつか上がってて、懐かしくて涙が出そうになったよ。(笑)
1975年に解散したんだね、昭和40年代の関西フォークの一翼を担ったクループで、主にヤンタンで聞いていた。
もっとも、十代の頃はクラシック一色で、当時のアイドル歌謡とかGS、フォークなんてのはあまり好きじゃなかった、もしくはヒッピーみたいなのにとてつもなく不浄感をもってたりして、かなり距離を取ってた方だったんだけど、40年近い時が過ぎてみると、時代相の懐かしさもあって、聞き込んでしまう。
好きじゃない、と言っても、決して嫌いってことでもなく、もっと他に入れ込んでいた音楽があった、ということね。
それでもいくつか気に入った曲とかもあって、このザ・ムッシュの曲なんかは、比較的好きだった部類。
特に「はじめての駅」と「明日こそ別れを告げよ」の2曲はけっこう好きだった。
ザ・ムッシュの代表曲としては「明日こそ別れを告げよ」「カリフォルニアに憧れて」といったあたりだったような記憶があるが、ファン、特に女性ファンに人気があったのは「泣き虫ロポポ」だったように思う。
ただ当時は、こういった歌詞に対しては、とんでもなく恥ずかしい、あるいはテレのようなものがあって、先の2曲ほどには評価していなかった。
しかし、時降りて聞いてみると、良い曲ですな、泣き虫ロポポ。
あいかわらずその歌詞は、幾分恥ずかしさを残しているけど、そういった恥ずかしさ、というものも懐かしく感じてしまう。
こういったあたりが、思い出は美化される、という現象なのかもしれないが、個人的な郷愁に終始している間はそれでもいいだろう。
ヤンタンの今月の歌とか、音源は残ってないんだろうなぁ・・・。
ダボーズとか、フィフス・アベニューとか、もう一度聞いてみたい気がするんだが・・・。