火星の月の下で

日記がわり。

熊坂五段、引退

引退棋士のお知らせ日本将棋連盟のHP)
ということで、何のサプライズもなく、熊坂五段引退のおしらせが淡々といかにも事務的に。
最終年で森内竜王(当時)を破ったり、NHK杯本選に出場したりと、かなりの盛り上がりを見せてくれてはいたけれど、順当なところなのかな、順当と言ってしまうと残酷にも響いてしまうが。
13年・・・現在の制度になってから最短で引退の棋士になってしまった。あの熾烈な三段リーグを突破してきたのに3年で陥落、フリークラス10年を経て引退。
プロ棋士の世界とはかくも厳しいものであることか。
今後、この記録を更新するには順位戦を経験せずに引退してしまう最初から次点2回等のフリークラスの棋士か、何かやむにやまれぬ事情があって自分から早期に引退してしまうくらいかなぁ・・・。
この厳しさこそが勝負の世界の迫真とフェアプレイを産んでいるのだろうけど、過酷なものでありますな。