火星の月の下で

日記がわり。

◇アイドルめった刺し事件に思う

「重体のアイドルは冨田真由さんか 首や胸20カ所以上刺される 逮捕の男「刺したのは間違いない」」(p://www.sankei.com/affairs/news/160521/afr1605210026-n1.html)日本中を駆け巡ったニュウスなのでソースはいいかな、と思ったけど、後から見直すこともあるので、とりあえずサンケイのところを記載しておく。
加害者、被害者、双方のSNSなんかもいろいろ上がってたが、ネット時代のアイドル商売、芸能商売なんかに一石を投じる事件であった。
相手が市民の中に紛れ込んだ異常者であること、ターゲットが現れる場所を簡単に特定できること、ターゲットが若い女の子になりやすいこと、それに対して万全の警備態勢がほぼ不可能であること、事前の予防がほぼ不可能であるらしいこと、このあたりから明確かつ効果的な対応策がとりにくいため、警戒意識が上がっても現在の芸能活動では劇的にシステムを変えていくことは不可能、とまでは言えなくても、そうとう時間がかかるかもしれない。
それゆえ一石を投じても、また第二、第三の類似事件が起こるかも知れない・・・と考えると、実に暗澹たる気分になりますな。
また現場となったイベント会場もコンサートをやるような大きなところではなく、ライブスポットのような小さなところだったそうなので、ますます厳重な警備が困難になっていく。
地方から華やかな世界を夢見て出てくる女の子たちは、今回の事件をしっかりと胸に刻みつけてほしい、いや、上京組の女の子に限った話ではないだろうけど。
そこでいまひとつ気になるのが、声優のイベント。
歌謡アイドルに次ぐアイドルの宝庫、しかもはるかにガードが薄そう(警備というだけでなく加害者側の心理的にも)なのが気になるところなので、25歳以下の女性声優は特に注意してほしいと思う。
既にコンサート等で小さな事件はいくつか起こっているし、いつ大きな事件に変貌するかもわからない危険性はかなり感じる。
ファンとの距離を近くしたい、っていうのは、良識ある家庭教育をある程度受けている日本人子弟だけが来る、という前提で成立することなのかも。
(追記:06/25)
その後の報道等を見ると「アイドル」「元アイドル」というのは正確ではない上に本質を見誤りかねない、というのがあったので、その旨追記。
ただ上の本文についてはどうしようか少し迷ったけど、変更せずにこのまま残しておく。
つうことで上に書いた「アイドル」というのは正確には違うらしいので、陳謝。
ただまぁ、地方上京女子の危険性について、ということが言いたかったことなので、そのあたりはあんまり重視してなかった、という見苦しい言い訳も少し追加しておきます。