火星の月の下で

日記がわり。

これもアニメ・漫画文化の精華だと思ふ

「70年代のヤベぇ過激派の教義からの連想でアメリカで真女神転生がトレンド入り、繰り返す、真女神転生がトレンド入り」(togetter:1537192)
昭和末期のディストピアものは、確かにその直前に70年安保における若者文化の瞬間的敗北が頭にあったけど、多くは想像の産物。
ただ世界中いたるところに、その想像をブラッシュアップさせてくれる素材があったので、想像で描いている割に社会的リアリティがあったという妙な時代、新しい時代。
もちろん表現者のすべてが「体験していなくてはいけない」なんて頭の悪そうなことを書くつもりはないものの、想像で描かれ、それをより精緻に磨いていった結果、とんでもないリアリティ、あるいは伝播力を持ってしまった、みたいな感覚でもあるな。
当時はまだゲームやアニメなんてものの社会的地位が低かったので、影響力が目に見える形で出てこなかっただけで。

ともかくいろんなことを感じさせてくれるニュウスでございますな。
これをもって「日本サブカル(ゲームでもいいけど)すごい!」・・・みたいな反応は、数字だけ見て時代を見ていない錯覚に陥るので、注意が必要かも。