火星の月の下で

日記がわり。

原作改編の歴史

吉岡平氏(「タイラー」作者)「映画『鬼滅の刃』は原作通りなのが羨ましい」「他人が考えたシーンを『感動しました』と言われる状況はキツイ」」(togetter:1634074)
言われてみれば、ここ数年、極端な原作クラッシュ・アニメって減ったなぁ、という感覚が。
いや、決して撲滅されたわけでもなく、今期でも『くまクマ熊ベアー』がひどい改変をされてて、原作を読んでた身にとってはかなりガッカリしてるんだけど、それでも前世紀のような「あからさまな改悪」や、作品とは真逆の(監督らの)自己主張をぶっこんでくる、というのは減っている印象。
情報がネットを通じて細かなところまで知られるようになったことや、作画技術の進展なんかも影響してるのかな。

個人的にはここにも出てくる押井某の『うる星』改変がものすごくイヤだったけど、『タイラー』も原作者視点だと、いろいろモヤモヤしていたらしい。
でも『タイラー』は初期『うる星』に比べて作画が良かった分、まだましだった気もするけど。