火星の月の下で

日記がわり。

若者支持の錯覚

統一地方選挙、前半が先週終わって、うちの地域は終了。
来週が後半戦なわけだが、前半を終わってK産党の退潮が伝えられている。
県議が一人もいなくなった県が現時点で5県になった、ということで沸いているようだが、直接的には直前にあった「党首公選議論」を言い出した党員を除籍したことの影響だったらしいけど、長期的には全体の高齢、老齢化だろう。

よくわからんのが、選挙権が20歳から18歳に下げられた時、左派が「選挙に行こう」とかなり声高にいってたこと。
若い方が左派を嫌ってるのに、なんで現代の若者が左派を指示している、と感じていたのだろう。
その後の調査で、18歳~20歳の政治意識が左派に対して他の年齢層より否定的、というのが判明してから、そういうのがかなり減ってしまったことから考えても、若者の方が自分達を指示してくれている、と錯覚していたのだろう。
でもなぁ、選挙年齢が18歳になる前から既に、60以上の年寄りが左派、十代、二十代は概ね穏健右派を支持、というのは、普通に町で生活していたら実感としてあったのだけど、左派の連中はそう感じていなかったのかしらん。不思議だ。
これって60年安保や70年安保の時代、大学生が主流だったように見えていたからなのかなぁ、と愚考するところだけど、実際はどうなのかよくわからん。