火星の月の下で

日記がわり。

3Dのいやなところが全部出るAI

AIの進化が著しく、この1年で実写かと見まごうばかりの仕上がりになっている。
まだなんとか実写との識別はついているが、この調子だと早晩、ちょっと見には判別つかなくなりそうだ。
Pixivなんかで見てみるとその進化っぷりが一目瞭然で、去年の10月頃ならまだ悦痴絵が精いっぱいだったのが、この3月くらいから、実写・写真、みたいなのが増えてきた。しかもかなりの高水準で。

ただ見ていると、実写に近くなりすぎて、実写の嫌だったところが全部受け継がれているような気がして、「美」の鑑賞素材としては、逆に二次元、もしくは手描きの方が心ひきつけられるようになっている。
もちろん、落書きみたいなのもまだ多くあるので、あくまで上澄み部分、ということにはなるけど。

かつて、美人(とされている)モデルの写真集とかが、人体の汚い部分、だらしない部分、がリアルに映りすぎてしまうため、逆に腕の良いイラストレーターの漫画絵、二次元絵の方が美しく、かつ魅力的になっていった時代があった。
なんかその頃に戻りつつある感じかなぁ。
あるいは、某整形大国のミスコン見てて、みんな同じ顔で気持ち悪くなってしまった、みたいなところにも通じるかな。
実写方向にいったAIイラストは決して同じ顔ばかり、ということもないんだけど、受けとる印象はそれに近い。
やがてそういった側面も解消されてしまうのかもしれないけど、少なくとも現時点では二次元キャラの方が3D・AIイラストよりは魅力的でありますな。