火星の月の下で

日記がわり。

激戦、3連敗後の4連勝

渡辺竜王が初の永世竜王に、4勝3敗で羽生名人下す永世称号をかけての対決、しかも羽生は永世全冠達成がかかっているとあって、普段将棋のことなんか全然取り上げてないようなサイトまでいろいろとしたり顔でコメントしてたりして、世間的にはかなり盛り上がった今回のタイトル戦。
メディアのあおりなんかは「勝った方が永世タイトル」「羽生が勝てば史上初の永世七冠」「世代対決」みたいなところにあったけど、終ってみれば、私的には史上初の3連敗後の4連勝の方が大きかった。
それにしてもすごい最終戦。もう少ししたら専門家の棋譜解説があるだろうから、それを待つことにしよう。渡辺の棋譜が楽しみ、なんてけっこう久しぶりだし、これも久しぶりに新聞社のタイトル戦本を買ってみたい気になった。
しかし初代永世竜王、というのは、ちょっとひっかかるなぁ。過去の永世九段永世十段について、もう少し報道の情報量を増やしてほしいところだね。
塚田の永世九段や中原の永世十段だって十分すごいことだったんだから。
こういう風に記録が掘り出されると、九段6期、十段8期、計14期の大山、十段11期の中原(永世十段)といったところにも、もっとスポットがあたってほしいところであるものよのう。