火星の月の下で

日記がわり。

『消えたイングランド王国』を読む

新書なので学術書ではないのだが、そのあたりに一番の驚きがあった。
だってノルマン・コンクエストだよ?
高校の世界史で普通に出てくる用語だから、ことばとか意味くらいはたいていの日本人は知ってるけど、それの前後におけるイングランドの情勢が、新書になって読みやすく出ている、このことにまず驚き。
確かに英国、あるいはイギリスという国名は日本人にとってなじみがある名だし、数ある諸外国の中では関心を引きやすい、あるいはまた基礎知識が比較的多い国だろうとは思うのだけど、こんな感じでわかりやすく出てくる、ということにはさすがに少し驚きがある。
肝心の書籍の内容だが、けっこう誤記があるようで、そのあたりをもう少し詰めてほしかった。
せっかく面白い素材を取り上げているのだから。