火星の月の下で

日記がわり。

将棋

日本将棋連盟元会長・二上達也九段死去

各種報道を見ると、羽生の師匠って方がクローズアップされてて残念。昭和を代表する名棋士の一人。 大山十五世との死闘が今も語り継がれるが、大山十五世の全冠制覇を二度も破った、ということが、むしろこの時代の大山十五世の凄さと二上九段の強さを語って…

次週、三浦九段vs橋本八段!

あんな事件が起こって、しかも三浦九段の年内休場が確定しているので、来週の三浦九段対橋本八段戦は差し替えになるのかと思っていたら、どうやら放送するらしい。もちろん、収録はあの事件が起こる前なので規定の上ではなんら不都合はないのだが。テロップ…

出場停止処分理由は、不正か否かではないみたい

「三浦九段と将棋ソフトとの指し手一致率 対久保九段、渡辺竜王戦で高い一致率も真相は不明」(p://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-4559.html) 「三浦九段、今後は弁護士と相談して行動 裁判の可能性も?」(p://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-4…

三浦九段、不正疑惑で休場

「三浦九段に出場停止処分 スマホの将棋ソフト使い不正か」(p://www.asahi.com/articles/ASJBD6GMGJBDUCVL02R.html?iref=comtop_8_01) 「【将棋】渡辺竜王、挑戦者の出場停止処分に「大変な事態になってしまいました」」(p://www.hochi.co.jp/topics/2016…

連盟のHPが見づらすぎる

将棋連盟のHPがリニューアルしてしばらく経ったが、どうにも使いづらい。棋戦結果とか奨励会、研修会、なんかの情報を意図的に見づらくしてるんじゃないか、と感じるほど。奨励会や研修会を奥にひっこめたい気持ちはわからんでもないけど、棋戦結果とかは営…

将棋連盟のHP

将棋連盟のHPがリニューアルして、見映えは良くなったのに情報が取り出しにくくなってる。奨励会の結果とか、サイトマップからでないとたどり着けない。と思ってたら、こんな情報が。。 「将棋連盟の英語版HPがツッコミどころしかない」(togetter:1023955)…

藤井新四段誕生

上で書いたように、史上最年少新四段の誕生である。今日の時点で既に誕生日を過ぎて14歳になっていたようだけど、いづれにせよ史上最年少で、たぶんこの記録は今世紀、というのは言い過ぎかも知れないが、加藤→藤井(聡)の時間を思うと半世紀以上は更新され…

本日、第59回奨励会三段リーグ戦最終日

以前書いたように今期の三段リーグには女性が2人、という話題性も加えて、13歳の藤井三段が参加していることでも注目だったのだが、全18局のうち16局を消化してその藤井三段が12勝4敗で単独首位。なんと、自力昇級の目があるのだ。ただし一期目なので順位が…

第66回NHK杯1回戦第17局:加藤桃子女王・女流王座vs佐藤和俊六段

女流枠が必要か、と思えてしまうくらいの大差。奨励会を突破した正式プロ以外の実力者を出したい、ということなら、アマチュアのトップランカーを出した方がましかな・・・とも思ってしまったけど、テレビ将棋的には、おっさん以外の潤いも欲しい、ということだ…

個性としての千日手

「【棋聖戦】永瀬六段、タイトルデビュー戦で千日手!」(p://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-3957.html) 佐藤天彦新名人誕生の余韻もさめやらぬ中、第87期棋聖戦が始まり、羽生棋聖に新鋭永瀬六段が挑戦している。その第一局、タイトル戦初登場で、い…

佐藤天彦、新名人に

佐藤天彦・新名人の誕生。時代の進展を思わせるけど、羽生さんはまだタイトルを現時点で3つも持っているので、その兆候が見え始めた、という程度。まだまだ他棋戦での羽生さんの猛威は続くだろうし、羽生世代の巻き返しはある、と思っている。 さて、佐藤(…

将棋フォーカスに都成新四段が登場

日曜日、いろいろと忙しくて外出していたため、将棋フォーカスとNHK杯を録画でようやく視聴。この日のゲストは都成新四段。ホスト役の中村太地六段と小学生名人戦の決勝で対局し優勝したこと、奨励会員時代に新人王戦で史上初の「奨励会員の優勝」を達成した…

第41回小学生将棋名人戦

録画しておいたのを視聴したんだけど、3局とも近来ちょっと見ないくらいの熱戦、好勝負。ゲストの渡辺竜王も言っておられたが、4人ともかなりのハイレベル。唯一残念だったのが、準決勝第一局での菅野君(大阪)の飛車ポロで、あれがなければ優勝した市岡…

師弟

谷川九段、都成四段の昇段祝いに谷川浩司書の駒 ちょっとグッときたので、記念リンク。都成四段、がんばって上のクラスにいってちょーだいね。

第58回三段リーグ、昇段者決定

詳細は連盟のHPにあるのでリンクは省略するが、先の都成新四段に続いて、田丸九段門下の井出隼平三段が四段に昇段したらしい。なんでも順位としてはギリギリのところで、自身が最終日二連勝した上で、なおかつ上位の渡辺、佐々木、大橋、石川優、石川泰、黒…

次期三段リーグ(第59期)

現・第58期の最終日がまだなので、昇段者二人のうちもう一人が決まっていない(今期は次点持ちが上位に多いので、3人昇段する可能性もある)現状だけど、次期第59期はかなり面白くなりそう。まず、女性三段。現在は里見三段一人だけだけど、次期、西山三段…

都成新四段の誕生

新四段誕生のお知らせ(これは逆リンされても別に弊害はなさそうなので) 2月21日(日)に行われました第58回奨励会三段リーグ戦(2015年10月〜2016年3月)関西例会15、16回戦で、都成竜馬三段が2連勝し、通算14勝2敗となり、最終日を待たずに四段昇段を決…

船江恒平五段の中級講座が面白い

囲碁将棋チャンネルでやってる将棋講座、時間のあるときは極力見るようにしているんだが、今期の「船江恒平の「一手勝ちを目指そう」(中級)」がすごく面白い。中級講座というのは講師の棋士の方々もそれなりに工夫を凝らしてくれていて、知っている手筋で…

2013年9月7日、奨励会三段リーグ最終局

本日、再放送だったのだが『めざせプロ棋士』第709回が早朝放送されていたので、記録も兼ねて記載しておく。 第53回三段リーグ。この期の昇段者は石井健太郎三段(当時)と三枚堂達也三段(当時)で、三枚堂三段(現四段)が一期抜けをした期でもあったわけ…

三世紀の対決と、野村慶虎六段、畝美与吉六段

ひふみんこと加藤一二三九段(75歳)、藤井聡太三段(13歳)との対局を熱望 今、関西奨励会でちょっと話題になりつつある藤井新三段、それに対して加藤一二三九段が面白いことを述べていたらしい。 19世紀生まれ、20世紀生まれのプロ棋士と対戦を重ねてきたわ…

王座戦第一局でのできごと

カメラマンが羽生王座に指すポーズを要求→立会人・塚田九段が断る? 本文中にも出てくるけど、昔は普通にあったんだが、そのときから「厳密には二手指しだからこの悪習はやめた方がいいよなぁ」とは思ってた。たぶんそれを受けてのことだろうと思うけど現行…

モバマスとプロ棋士

モバマスの画像をアップすると近い構図のプロ棋士の画像が送られてくるワロタ。すばらしすぎ。文中にも出てくるけど、これタグが秀逸すぎるな。いろんな類似モバマス画像があったけど、ワタクシ的にはこれが一番ヒットした。

NHK杯、井上九段vs松尾七段

ひさしぶりの、K太の勝利。会長もそうだけど、K太も早指しあんまり得意じゃないので、NHK杯での勝利、久しぶりに見た感じ。それにしても後手番袖飛車・・・これもかなり久しぶりに見た感じかな。最後の5九銀が見えてなかったっぽいのがちょっとひっかかった…

第65回NHK杯一回戦第8局、佐々木勇気五段vs藤原直哉七段戦

関東若手のエース格・佐々木五段に、関西のベテランというかほとんどロートルに近い藤原七段の対戦。昨季、順位戦でC2からC1に昇級した佐々木五段に対して、既にC級2組27期目の藤原七段の対決、先手が佐々木五段、ということで、佐々木五段が普通に勝…

熊坂五段の引退決定

【竜王戦】熊坂五段の引退が決定勝ち残り棋戦が残っている場合、引退規定がどうなっているのか、という点でも問題を出していたが、その曖昧なところに踏み込む前に敗退して、引退決定。順位戦復帰の要点の一つとして「いいとこ取りで」というのがあり、それ…

熊坂五段、引退

引退棋士のお知らせ(日本将棋連盟のHP) ということで、何のサプライズもなく、熊坂五段引退のおしらせが淡々といかにも事務的に。最終年で森内竜王(当時)を破ったり、NHK杯本選に出場したりと、かなりの盛り上がりを見せてくれてはいたけれど、順当なと…

底辺で注目の人

熊坂五段、現役続行へ試練の戦い 順位戦は名人を頂点に、A級〜C級2組まで5クラスあり、C級2組で成績下位10人に付けられる降級点を3回取れば順位戦を指さないフリークラスに陥落。ここで10年以内に規定の成績をあげないと引退に追い込まれる仕組み。熊…

電王戦、角不成を認識できず

「将棋電王戦FINAL」 第2局、『Selene(COM)』が“角不成”に対応できずまさかの反則負け がっちょーん、こんなおもろいことが起こってたのか、実況見ときゃよかった。(涙)あとで棋譜を見たんだけど、終盤にきてのあの異様さ・・・。ただこれ、専門筋の評価と…

バトル風間氏のインタヴュー

将棋4コマ波瀾盤上 専門紙に漫画連載31年 バトルロイヤル風間 最新の対局・時事ネタ盛り込む 週刊将棋はほとんど創刊時から読んでて、バトル氏のマンガもかなり初期の頃から読んでた。最初は谷川名人が誕生した頃だったっけかなぁ・・・、たしかチャイルドブラ…

NHK杯準決勝戦、行方-橋本戦で二歩

二歩をテレビ将棋で見たのはたぶん2回目。今回のこの二歩で特質すべきことが2つあって、まず一つは準決勝戦だったということ。決勝でなかったのは何よりだけど、それでもベスト4でこの幕切れはちょっとどうなんかなぁ、という気がかなり。二歩が起こるの…