火星の月の下で

日記がわり。

将棋

A級順位戦最終局・実況生中継

従来NHK衛星でやっていた最終局実況中継をNHKが降りた関係で、スカパー+囲碁将棋チャンネルの主催になり、9時半から実況中継。これはある意味ナイスである。やはりNHKだといろいろ制約が多いからね。 さて、ついさっき始まったばかりだが(現在10時20分)…

内藤九段、引退表明

内藤國雄九段が引退表明 将棋現役最年長、体調不良で 将棋のトップ棋士として活躍してきた現役最年長の内藤國雄九段(75)=兵庫県西宮市=が7日、3月末をめどに現役を引退する意向を明らかにした。理由について内藤九段は「膝と腰の痛みで長時間の対局…

谷川十七世に紫綬褒章

谷川浩司九段に紫綬褒章 現役棋士で会長では大山名人以来の受章 谷川浩司九段は「棋士として“もう少し頑張れ”とお言葉を頂いたのかなと思う」と受章を発奮材料にしていく決意を語った。将棋界からは12人目。ただ現役棋士、かつ現職会長だと1979年の大山康晴…

電脳将棋の傲慢さ

将棋ソフト「Ponanza」作者、羽生名人との対局を希望。クラウドファンディングでの資金調達も計画スラドさんのとこより。電王戦が始まった頃からうすうす感じていた、ソフト制作チームの傲慢さ、尊大さ。全部が全部でもないだろうし、たぶんプロ棋士と対局さ…

魔法の将棋少女

僕と契約して、将棋少女になってよ! 第1話:研究会の中でやった、ような…… 第2話:それはとっても嬉しいなって 第3話:もう羽生も怖くない 第4話:奇跡も、ファンタも、あるんだよ 第5話:隙なんて、あるわけない 第6話:こんなの絶対詰んでるよ 第7話:本…

パロディが理解できない、されない

「もし人口知能が将棋界を支配したら?」に対する羽生善治の返しが凄い 将棋がコンピュータによって完全解明されてしまったら、どうするんですか。という質問に、羽生はケラケラ笑いながらこう答えた。 「そのときは桂馬が横に飛ぶとかルールを少しだけ変え…

熊坂五段、二回戦へ

昨日書いたNHK杯、熊坂五段が女流枠の女流棋士に勝って二回戦に進出。冷静に考えてみれば、奨励会突破はもとより、入品した女性すら現時点でまだたったの3人なので、たとえ現在はフリークラスに落ちて残りの棋士人生が一年を切っている棋士だとしても、三段…

明日、話題の熊坂学五段がNHK杯に登場。

1回戦最終局に熊坂五段登場。相手は女流枠の香川愛生女流王将。むむ、かなりの強敵。 今年度一年間、電王戦や各タイトル戦、順位戦なみにこの熊坂五段が話題の中心になると思われる。 いまさら書くまでもないけど、簡単におさらい。2001年度後期に奨励会三…

海外の将棋人気

海外「将棋面白すぎだろ」「チェスより複雑」 将棋の奥深さに外国人感銘もと記事そのものは普通に将棋ファンを半世紀続けていれば知ってることばかり(たぶん10年もやってれば)なのだけど、こういうことが昔と違ってあっという間に広がっていく、というのは…

引退規定と竜王戦

プロ棋士の引退制度は、本人が自主的に引退、連盟退会、除名処分等の場合を除いて、順位戦を基準にしている。最下位のC級2組から降級点3つを取るとフリークラスへ降級、そのフリークラスで規定以上の成績を収められなれば年齢、もしくはフリークラス滞在年…

もうやめるつもりだった

「めざせプロ棋士」今月は新四段特集で、1日が石井健四段、8日が三枚堂四段、そして今日15日が超速3七銀戦法の星野四段だった。13歳で奨励会に入り、12年の奨励会暮らし。まだ20代なので少し大げさかも知れないが、人生のほぼ半分を奨励会で過ごしたこと…

谷川十七世名人の『怒濤の関西将棋』を読む

『怒濤の関西将棋』を買ってきて読む。棋士が書いた棋士の本、ということで、将棋の本だが棋譜はまったくない。書かれている内容は、阪田三吉に始まり、奨励会三段リーグに進んだ里見三段(ただし現在病気で半期休業中)のことまで、主に関西将棋に関わる人…

電王線第四局

12時半現在。電王戦第四局を鑑賞中。森下九段vsツツカナ。解説が藤井九段だったのでいろいろ面白い。字幕が藤井九段とのファンとのやりとりに見える。昼食休憩にて、メニューの候補が出されて、1.金目鯛、2.地魚料理、3.海鮮丼、4.うな重、と出て、こ…

船江五段の名文

第3回 将棋電王戦 第3局(筆者・船江恒平 将棋棋士五段) 先の電王戦第3局の観戦記。船江五段がこんなに筆が立つとは思わなかった。テレビ等で何度か話しているのを聞いてると、将棋はもちろんそれ以外の面でも回転の速さ、理解力の的確さは感じられたけど…

劇的だった第54回奨励会三段リーグ戦

【奨励会三段リーグ】宮本広志三段、星野良生三段が新四段にまとめのところでも再三出てくるが、宮本三段の歩んできた茨の道はちょっとしたドラマよりも面白い。決勝で船江四段(当時)に敗れた第一回加古川清流戦の準優勝で一躍有名になったけど、かねてよ…

王将戦第5局ニコニコで観戦中

落ちることが多かったのでニコニコで実況を見たのは少なかったのだけど、平日の昼間なせいか、今回はかなり見やすい。今、解説の遠山五段と本田女流が解説したり、よもやま話をしてくれてたりするところ。回線の問題さえ解決すれば、これはかなりいいですな…

林葉直子が危険らしい

林葉直子 重度の肝硬変を告白、死の淵に「もうダメ」 あんまりこういうニュウスを将棋タグにしてしまうのもどうかと思ったけど、かつてのめちゃくちゃ強かった時代を知っている者としては、記録資料の意味もこめてリンクして残しておく。リンク先は新聞なの…

めざせプロ棋士に解説・山崎八段

将棋チャンネルを見てたら、19時からの「めざせプロ棋士」今期から解説が関西所属の山崎八段になってて吃驚。東京収録の関係で今までは関東所属の棋士しか解説役にはまわっていなかった印象だったのだ。 その山崎八段、慣れてないのかぎこちなさがけっこう印…

森田将棋の森田さんが亡くなられていたらしい

「森田将棋」で知られる森田和郎さん、死去(スラドさんとこの記事) 森田和郎さんを悼む(元記事) コンピュータ将棋のパイオニア・森田和郎さんが2012年7月27日に亡くなっていたことが、週刊将棋6月5日号と将棋世界7月号で報じられています。 お亡くな…

双子の解説

銀河戦を見てるんだが、糸谷六段−畠山(成)七段戦、棋譜解説を双子の弟、畠山(鎮)七段がやってる。初めて見たなぁ、双子解説。

A級順位戦最終日・実況生中継中

いや、すごい時代になったもんだ。全部かじりついて見ていた(いる)わけではないけど、こういうことを専門チャンネルとは言え、やれる時代になった、というのがすごいですな。ただねぇ、もっと棋譜解説をバンバンやってよ。囲碁将棋チャンネルなんだから、…

加藤一二三九段、通算勝利単独2位に

去年の7月に中原十六世の通算勝利第2位にならんでから半年かかってようやく単独2位へ。正直なところ、次の1勝をあげる前に羽生十九世に抜かれてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど、なんとか単独2位へ。さて、この単独2位、何年もつかなぁ。既に…

谷川新会長

谷川浩司専務理事、新会長にA級在籍の永世名人が連盟の会長を務める、ってのは、大山十五世以来?中原会長のときはどうだったのかしらん、ちょっと覚えてない。ただ前例があるとは言っても、とんでもない重責なので、谷川十七世の成績に悪影響が出なければ…

米長邦夫永世棋聖、死去

米長邦雄永世棋聖が死去 69歳 7度目の挑戦で最年長49歳名人 昭和31年、佐瀬勇次名誉九段門下で6級で奨励会入会。38年にプロ四段。48年、第22期棋聖戦で初タイトルの棋聖を獲得した。59年に十段(竜王の前身)を獲得して棋聖・王将・棋王と合わせて4冠に。…

高橋道雄九段、AKB総選挙のTVに映る

高橋道雄九段、AKB48 第4回選抜総選挙をナマ観戦749の写真、右の方に、どう見ても高橋九段としか見えない人が映ってて爆笑させていただきました。(^_^)55年組と言われていた頃の独身時代、ものすごい量の少女マンガを所有してて、タイトル戦出場を契機にして…

ポーランド女性に敗れた女流棋士

【画像】漫画を読んで4年前に将棋を始めたポーランド女性(20)が女流棋士を破る快挙 史上初、ポーランド女性が公式戦で女流棋士破る 将棋の第2期リコー杯女流王座戦1次予選が19日、東京・千駄ヶ谷で行われ、海外招待選手でポーランドの大学生、カロリーナ…

第70期名人戦の写真を見て

今回が初めて、というわけではないけど、ここ数年、羽生が太りだしているように見える。世間一般の水準、普通の41歳、ということであれば中肉中背といったところで、別段太っているわけでもないんだが、以前が割とスレンダーだったので、妙に肉がついてきて…

第62回NHK杯テレビ将棋トーナメント

第62回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第3局、佐藤紳哉六段対豊島将之六段(現・七段、収録時は六段)対局前のインタヴューでひっくり返った。サトシン、キャラ作りすぎ。(爆)将棋自体はとよぴーのゴキ中炸裂でサトシン完敗だったんだけど、この開始前の…

ひふみん、通算勝利数2位目前

某掲示板で見て知ったのだが、加藤一二三九段が4月5日の棋王戦予選で宮田六段に勝ち、通算勝利数を1307勝として、中原永世十段の1308勝にあと1勝と迫ったらしい。通算勝利数第1位は言わずと知れた大山十五世で1433勝という、バケモノじみた数字なのだが…

羽生、NHK杯4連覇

トーナメントで4年連続優勝って、なにげにすごいな。ちなみに過去、4連覇はもとより、3連覇した棋士すらいなかった。2連覇でさえ、ごく初期のラジオ将棋の時代に大山(第4期〜第5期、54年度、55年度)と、羽生自身が過去に1度(第47期〜第48期、97年…